写真怪談

写真怪談 写真怪談

「写真怪談」は、AIが写真をもとに紡いだ物語を集めたカテゴリです。

写真に映る光景には、説明できない痕跡や静かな歪みが潜みます。
語りの声を持たないそれらは、ただ淡々と異変を示すだけで、読む者自身が直接その不気味さに向き合うことになります。

その静けさこそが、より強い恐怖を呼び起こすのかもしれません……。

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写真怪談

点灯前の一本

始発前の駅ビル前。人影より一本多い足音が、頭上の“空いた丸穴”の真下で必ず重なる――。
写真怪談

活着痕

伐られて終わったはずの桜は、切り株の奥ではまだ“次の接ぎ先”を探していました。
写真怪談

敷かれない席

使わなかった花見マットの内側にだけ、どうして前かごの網目が残っていたのでしょうか。
写真怪談

登り痕

塀の上に揃えて置かれた黒い革靴。誰が捨てても翌朝には戻り、今度は「上」に向かう足跡だけが少しずつ増えていきます。
写真怪談

三席目

屋上の二脚は、誰も座っていないはずの一辺だけを、毎日きれいに空けて待っていました。
写真怪談

底歩き

雨上がりの緑道で、水たまりだけが「こちらへ来る誰か」を先に映していました。
写真怪談

肘痕

夕方の高い通路で、手すりに残っていたのは一人分の体温ではありませんでした。
晩酌怪談

夜勘定

昼の一杯のはずだったのに、伝票にはまだ来ていないはずの「今夜の自分」の会計が先に印字されていた。
写真怪談

祈影

昼の教会で見つけたのは、影ではなく“祈った跡”でした。
写真怪談

隙間の顔

人が入れる幅もない、建物裏の配管の隙間。けれど夕方だけ、そこに“顔から先に来る何か”がいる。
写真怪談

継ぎ輪

昼の路地で、電気の唸りが二拍だけ止むたび、外壁の配管に“ありえない継ぎ目”がひとつずつ増えていく。
写真怪談

八羽目が降りない

花の終わった桜の隙間に立つ古いアンテナには、毎年この時季だけ、声を出さない雀が増えていく。
写真怪談

七階の水位線

都心の水路を見下ろす七階の窓に、地上にはないはずの“水位線”が現れはじめた。
写真怪談

二番待ち

終バスを待つ細い停留所で、なぜか「二番目」に立った人だけが、毎晩きれいに消えていくのです。
写真怪談

電線の赤い花びら

満開の桜の下、昼の路線バスが通るたび、一本の電線だけが真っ赤な花びらで太っていく。
写真怪談

節鳴り

立ち入りが許されたのは一日だけ。外から見続けていた蔦の木に近づいた人だけが、整備の手が止まった本当の理由を知ります。
写真怪談

還り結び

整備されたはずの緑地で、通り過ぎたあとにだけ境界が結び直されていく――開放日の細道に残った、桃色の痕跡。
写真怪談

送風跡

電源を落としたはずの弱冷房車の屋根だけが、夜ごと少しずつ冷えた跡を伸ばしていく。