郵便ポスト

ウラシリ怪談

宛先のない約束

住宅街の分かれ道に立つ、赤い郵便ポストとカーブミラー。撤去が決まったそのポストには、宛名も切手もない手紙が残されていました。そして、誰もいないはずの交差点の鏡には、あるはずのない懐かしい光景が映り始めます。届かなかった約束をめぐる、静かで不思議な現代怪談。
写真怪談

ポストの後ろの家

川沿いの遊歩道と細い路地。その境目に立つ赤いポストの後ろには、普段なら家一軒が入る余地などない。けれど、川と光と郵便物の条件が揃った午後だけ、そこには古い玄関が現れるという。
ウラシリ怪談

未配達の行き先

手紙はポストに入ったのに、“届いたこと”だけが消えていく――未配達の行き先が、先にこちらへ届き始めました。
写真怪談

302が息をする

曇天の昼、薄暗いエントランス脇の集合ポストで「302」だけが、何度回収しても封書を吐き戻す——。
ウラシリ怪談

昼休止に並ぶ人たち

昼の一時間だけ閉めるはずの窓口に…見えない列だけが並び続けるようになったそうです…
写真怪談

二つ口のサンタポスト

「左は来年へ、右は届かなかったものが戻る口です」――冗談半分の説明のはずが、亡くなったはずの友人から届いた一枚の年賀状が、その区別の意味をゆっくりと教えてくる。