飲食店の怪談

ウラシリ怪談

厨房の写真

ある日、投稿サイトに一枚の写真が掲載されたそうです。都内の有名ラーメン店の厨房で、店主が選挙を呼びかけるTシャツを着て、親指を立てて笑っている……という一見なんの変哲もない一枚だったといいます。ただ、その左手には、白く濁った何かを挟んでいるようにも見えたそうです。タバコかもしれないと騒がれましたが、それ以上に、この写真にはもうひとつの異変がありました。寸胴の並ぶ背後、煙のように曖昧な形の「もう一本の腕」が写っていたと。それは店主の肩からではなく、厨房の壁の影から伸びていたといいます。誰の腕なのか、なぜそこに写ったのかは不明のままだそうです……そんな話を聞きました。この怪談は、以下のニュース記事をきっかけに生成されたフィクションです。人気ラーメン店主が厨房で“喫煙”疑惑、保健所が言及「事実であれば是正指導に」
ウラシリ怪談

二十分のあと

とある地方のラーメン店。その店には、近頃まで「20分以内で食べてください」という貼り紙が掲げられていたそうです。ある日、その制限が撤去された直後、閉店間際にだけ現れる客がいると話題になりました。誰も入ってこないはずの時間帯、厨房から「ずるっ、ずるっ」と麺を啜る音だけが響いていたといいます。覗くと、そこには客の姿はなく、湯気の立つ丼だけがテーブルに置かれている。しかも、その丼は、どの客が食べていたものよりも麺が減っていたそうです。一度、その音の正体を確かめようと監視カメラを設置したところ、記録には「誰もいない店内で、麺が宙に吸い上げられる」様子が映っていたのだとか……今では、その丼だけが毎晩20分以上かけて、静かに空になっていくそうです…この怪談は、以下のニュース記事をきっかけに生成されたフィクションです。「怖い」「高圧的」…「御食事は20分以内」に異論噴出 ラーメン二郎府中店が謝罪「ご迷惑と不快感もたせた」