ウラシリ怪談 年末年始、止まらない機械 年末年始も休まず動き続けるはずのATMにだけ、毎年決まった十分間だけ“空白”が生まれることがあるそうです… 2025.12.04 ウラシリ怪談機械知のほとり記録と痕跡
写真怪談 山門の真ん中を歩くな 秋になると、誰も寺の山門の真ん中をくぐらない――分厚い銀杏の落ち葉の布団の下には、今もひとり分の重さが眠っているからだという。 2025.12.04 写真怪談土地と風習存在のゆらぎ
ウラシリ怪談 白くぼやけた秋ナス 畑の隅で収穫された秋ナスは、どれも白くぼやけていたそうです。紫の艶を失った実は、影だけが濃く残り、並ぶ姿は不気味に沈んでいたといいます……。農家が一つを手に取ると、指の跡が沈み込み、跡はいつまでも消えなかったそうです。翌朝、その跡は人の顔のように歪み、口を開けた影となっていたといいます。やがて箱に詰められたナスは、一晩のうちに数を減らし、畑に戻ると足跡だけが土に残っていたそうです。誰のものとも分か... 2025.09.06 ウラシリ怪談存在のゆらぎ日常の崩れ
ウラシリ怪談 まだ夏なのに 夏の陽射しに照らされた店先に、除雪機と新しいストーブが並んでいたそうです。冬を急ぐように、そこだけ季節がずれているかのように見えたといいます。夜になると、閉じたシャッターの奥から微かな響きがしたそうです……金属が息を漏らすような音でした。誰も近づかないはずのガラスには、灯りに揺れる影が映り、炎が燃えたがっているように見えたと語られています。翌朝にはただ静かな陳列だけが残り、夜のことを確かめた者はい... 2025.08.21 ウラシリ怪談日常の崩れ時のひずみ