2026-03

ウラシリ怪談

百十八段のひとり分

雨で中止になったはずの石段に、“座った跡”だけが百十八段ぶん残ったそうです。
写真怪談

緑灯の訪問者

深夜零時、共用廊下の緑灯が一瞬だけ薄くなる――その翌朝、老夫婦の玄関には見知らぬ「来訪札」が貼られていた。
ウラシリ怪談

十センチの影

「窓は十センチ、レースで四分の一」——その“正しい換気”を守った日から、カーテンの向こうに欠けた人影が立つようになったそうです。
写真怪談

無音の止まり木

解体現場の横で群れるスズメは、鳴き声ではなく“無音”を守っているように見えた。