カメラ

写真怪談

梢の首数

昼の公園で、梢を撮っていた男性。シャッター音は、いつからか木の上から返ってくるようになっていた。
写真怪談

ひとつぶんの影

車のリアガラスに映っていたのは、春の街路と、いるはずのない親子連れでした。けれど歩道に落ちていた影は、どう見ても一人分しかなかったのです。
写真怪談

ISO 0 ― 光が抜け落ちるカメラ

ISO 0の設定で切られたシャッターは、光ではなく「記憶」を露光する。