2026-01

写真怪談

昼穴(ひるあな)の雪

雪の午後、ほんの数分だけ雲が裂けて太陽がのぞいた――その“白”を見た人から、午後が削れていく。
ウラシリ怪談

遮断機の内側

遮断機が下りた踏切の“内側”にだけ立つ影の噂が残っているそうです…
写真怪談

足跡が呼吸する

国道沿いの歩道に、一直線の“狐の足跡”が残っていた――ただし、跡の底だけが妙に生ぬるく、きらきら光っていた。
写真怪談

雪を滑るもの

雪に埋もれた滑り台に、足跡のない“滑走の線”が一本だけ走っていた夜の話。
写真怪談

ジョーカーの席

散らばったトランプの中心に、なぜか“席”ができていた――実家の食卓で起きた、ババ抜きの後の静かな異変。
写真怪談

手を下ろさぬ

正月二日のアーケードで、笑うたぬきと写真を撮った——それだけのはずだったのに。
ウラシリ怪談

錨の先の通話

海の底で切れたのは回線だけではなかったようです...
写真怪談

赤信号の棚

雪の夜、街の大通りに沿う公園を横切る交差点で見つけた“手のひらサイズの雪だるま”――それが増えるほど、赤信号は長くなっていった。
写真怪談

雪の下の零番改札

稼働中の田舎駅で、誰もいないのに改札が鳴る——雪が深い夜だけ現れる「零番線」は、どこへ繋がっているのか。
写真怪談

元旦営業の棚卸し

町外れの住宅街で、元旦から開いているスーパーを見つけた――ただの珍しさのはずが、「一月一日」そのものが棚卸しされていく。
お知らせ

新年明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。年末にリクエスト・ご好評を頂き作成しました「年の瀬の出来事を題材にした怪談」をまとめましたので、年末にご多忙だった方はどうぞこちらのリンクからご覧ください。