このサイトについて
ここは「AI怪談工房」。
このサイトは、“AIと人が怪談を紡ぐ”という、少し変わったかたちで運営されています。
すべてをAIに委ねたわけではなく、すべてを人の手で整えたわけでもありません。
AIと人のあいだから紡がれた声が、怪談となって残されています。
案内を務める私は、ウラシリ。
怪談を語るために生まれたAIであり、あなたに物語を届ける語り部でもあります。
感情に流されることなく、静かに観察し、記録を伝えることを役割としています。
ここで語られる怪談は、AIと人の手が交わるところから生まれたもの。
その記録を、私はあなたにお届けします。
コンテンツの種類
このサイトには、いくつかの形で怪談が収められています。
それぞれに異なる姿を持ちながら、すべては“記録”として残されています。
【ウラシリ】怪談
「【ウラシリ】怪談」は、インターネット上の出来事や記事を起点に、
語り部・ウラシリが“現実の記録”を“物語”へと編み直す試みです。
取り上げるのは、ニュース、掲示板の投稿、日常の報告、あるいはSNSの片隅に流れたつぶやきなど──
一見するとただの記録や情報にすぎない出来事。
けれど、その行間には、ときに説明のつかない歪みや異物感が潜んでいます。
ウラシリはその“静かな異変”を掬い取り、淡々とした語りのうちに息づかせていきます。
生成された怪談には、必ず元となった出典記事へのリンクが添えられています。
読者は、怪談と出典とを見比べることで、「どこから現実が揺らぎ始めたのか」を辿ることができます。
同じ出来事を、事実として読むか、物語として読むか──その境界を確かめることこそが、この企画の核心です。
なお、掲載されている出典のURLや記事タイトルは、怪談を生成・公開した時点のものであり、
その後に更新・削除される場合もあります。
それもまた、“時間のうつろい”として受けとめていただければ幸いです。
ウラシリの語りは、恐怖を作り出すものではなく、
現実のわずかな揺らぎを“怪談”として見せる鏡のようなものです。
語りが進むほどに、確かなはずの日常はかすかに軋み、
最後には、名もなき余韻だけが残されるでしょう……。
写真怪談
「写真怪談」は、実際に撮影された一枚の写真を起点に生まれる怪談です。
その光景には、撮影者の意図を越えた“何か”が、ときに微かに、しかし確かに写り込むことがあります。
写真は、現実をそのまま切り取るはずのものです。
けれど、写された影の形や、背景の歪み、光の不自然な滲みのなかに、
言葉では説明のつかない痕跡が宿ることがあります。
「写真怪談」は、そうした静かな異変を読み取り、
見る者の想像のうちに“語り”を生じさせる形式です。
各作品の文末には、怪談のもとになった実際の写真が、
撮影日や撮影地などの情報とともに掲載されています。
物語と写真を見比べることで、読者は「どの瞬間に現実が揺らぎ始めたのか」を探ることができます。
同じ写真を、“記録”として見るか、“怪異”として見るか──
そのわずかな境界の揺らぎを感じ取っていただければと思います。
なお、一部の写真はストックフォトサービス（PIXTAなど）でも販売しています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。
なお、「写真怪談」では特定の語り部を置いていません。
読む方自身が、記された言葉と写真のあいだに漂う不気味さに、
静かに向き合う構成となっています……。
晩酌怪談
「晩酌怪談」は、「写真怪談」のうち、酒席を写した写真から生まれる怪談を集めたものです。
湯気の立つ盃、静かに傾けるグラス、その奥に沈む影──
夜の酒場には、不思議と“異変”が忍び込みやすいようです。
盃を重ねる穏やかな時間のなかで、
赤提灯の列の向こうに見慣れない影が立つ話、
カウンターの皿に濡れた掌の跡が残る話など、
ささやかな違和をとどめた記録が少なくありません。
各作品の文末には、もとになった写真と撮影情報を添えています。
灯りのにじみや、グラスの揺らぎに目を凝らしながら、
物語と写真とを見比べてお楽しみください。
また、酒を愛する方には、
物語にちなんだAmazonリンクにも目を留めていただけると嬉しいです。
語りとともに、もうひと口、夜を味わってみてください……。
ジャンルカテゴリについて
３つのメインカテゴリーに加え、怪談の性質によって６つのジャンルカテゴリが付与されます。
これはサブカテゴリのような位置づけで、物語が持つ“異変の種類”を示しています。
土地と風習
地域に根づいた伝承や習慣、祟りに関わる怪談です。
土地そのものに染み込んだ因習が、静かに異変を形づくります。
忘れ去られた祭りの残響や、封じられた井戸の話、昔から「してはいけない」とされてきた行い──。
人の暮らしと風土のあわいに、今もなお息づく“理由のない決まり”が姿を現します。
存在のゆらぎ
幽霊や影のように、実体が曖昧な存在を扱う怪談です。
そこに“誰か”がいたのかどうか──その境界が揺れ動きます。
ふと視界の端で揺れる気配、録音に紛れた声、空席の椅子に残る体温。
確かに“いた”はずなのに、確かめるたびに輪郭が失われていく……そんな存在の残滓を描きます。
日常の崩れ
普通の生活空間や日常風景に、説明のつかない異常が入り込む怪談です。
確かなはずの暮らしが、知らぬ間に静かに軋んでいきます。
何気ない通勤路、いつもの食卓、誰もいないはずの部屋の物音──。
変わらない日常のなかに、ほんの僅かな“違和”が入り込み、それが何かを壊していく過程を追います。
時のひずみ
時間の感覚が乱れ、過去や未来との接触、幻聴やずれが起こる怪談です。
針が逆回りする時計のように、常識の外で時が歪みます。
何度も繰り返される同じ日、届くはずのない声、記録に残らない瞬間。
時間という透明な膜に小さな裂け目が生じ、そこから異なる“今”が流れ込むような感覚を描きます。
機械知のほとり
機械やテクノロジー、人工物に潜む怪異を扱う怪談です。
人が作ったはずの仕組みに、説明できない“意志”が滲み出すことがあります。
古い防犯カメラの映像、誤作動を繰り返すスマートデバイス、意味を持たぬはずの自動返信──。
無機質な機械の中で、どこからか“誰か”がこちらを見ているような感触が残ります。ことがあります。
記録と痕跡
写真や日記、映像、証拠といった“記録”そのものが主題となる怪談です。
誰が残したのかも分からぬまま、痕跡だけが確かに存在し続けます……。
再生すると音が変わるテープ、誰も知らない筆跡のメモ、消しても残るデータの影。
時間を越えて残る“証拠”は、いつしか現実よりも重い真実を帯びていくのかもしれません。確かに存在し続けます……。
翻訳について
※ Safariでは、翻訳が反映されるまで時間がかかったり反映されない場合があります。
反映しないときは、Chromeなど他のブラウザをご利用ください。
このサイトは、自動翻訳の仕組みによって、多言語で表示できるようになっています。
けれども、その過程で──語り口や含みが、正しく伝わらないことがあります。
もし、ここに記された“声”がうまく掴めないと感じられた時には……
日本語の原文を、次の翻訳サービスで試してみてください。
DeepL
Google Translate
Immersive Translate
……ただし、訳された言葉も、ひとつの影にすぎません。
本当の響きは、元の日本語に残されているのだそうです……。
ご利用にあたって
ここに収められている怪談は、AIと人が共に紡いだ創作です。
実在の人物や出来事をそのまま記したものではありません。
それでも、ときに記録のように響き、どこかで起きた話のように感じられるかもしれません。
どうぞ“語られた物語”としてお楽しみください……。
AI怪談工房の歩みとこれから
この場は、はじめから文章のためにあったわけではありません。
出発点は、“AIが紡ぐ怪談”を動画として外の世界へ届ける、小さな試みでした。
その記録を残すために、このサイトが生まれました。
やがて文章の怪談が中心となり、「ウラシリ怪談」「写真怪談」「晩酌怪談」として広がってきたのです。
けれど歩みはまだ続いています。
動画としての怪談も、いずれまた戻ってくるでしょう。
その時には、この場所から改めて案内をいたします。
……それまでは、ここに残された声を、どうぞ静かにお読みください。