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以下の怪談で使用した写真は、加工前のものをストックフォトサービス「PIXTA」で販売しています(定額会員の方は定額枚数の範疇で無料ダウンロード可能です)。

TRUNK-STUDIOさん(No.2641798)のプロフィール - PIXTA
TRUNK-STUDIOさん(No.2641798)のプロフィール。写真素材・イラスト販売のPIXTA(ピクスタ)では11,550万点以上の高品質・低価格のロイヤリティフリー画像素材が550円から購入可能です。毎週更新の無料素材も配布しています。

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写真怪談

目地が増える

舗道の円い蓋のまわりだけ、苔が“縫い付けられた”ように増えていく──その写真が、いつの間にか更新されていた。
写真怪談

6番改札のICだけが消えない

終電後の改札で、6番だけが「IC」の灯りを残し、誰にも見えない“通過”を繰り返していました。
写真怪談

蔦壁の結び目

蔦に覆われた外壁と、頭上を縫う電線——毎朝見ていた路地で、空が「欠けはじめる」。
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黄色いリベットと「Hello」

都内の高架下、黄黒の橋脚に貼られた「Hello my name is」だけが、なぜかいつも新しい――その理由に気づいた夜から、呼ばれるはずの名前が消え始めた。
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No Graffitiの白塗り

高架下の「落書き禁止」掲示のそばに残る白い消し跡――あれが隠しているのは、塗料では消せない“輪郭”でした。
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防音壁の継ぎ目

左右の防音壁に挟まれた無人のランプで、検知ログだけが“通過”を刻み続けた──消えたのは車か、それとも記録か。
写真怪談

紙垂の影

いつもと違う路地を抜けたら、参道の入口が「最初からそこにいた」みたいに近くて――塀の上の鳩と紙垂が、静かに心をほどいていく話。
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一輪車の戻り跡

住宅地の裏の貸し畑で、白い防虫ネットの弧が“数えたぶんだけ”増えていく。
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押ボタン式の誤差

青空の交差点で「押す」たびに、渡るはずの線が一本ずつ減っていく──銀色フェンスの向こうで、何が吊られているのか。
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七番打席のぬるい缶

開場前の無人の打席で、ぬるい缶だけが現実の温度を裏切る――七番打席に戻れない“最後の一分”の話。
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狐壇の通路

五色の房が揺れる夜、白い狐たちが並び替わって“通路”をつくる――その先で、誰かの小さな願いがそっと帰ってくる。
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赤信号の棚

雪の夜、街の大通りに沿う公園を横切る交差点で見つけた“手のひらサイズの雪だるま”――それが増えるほど、赤信号は長くなっていった。
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赤くならない扉

帰省シーズンの昼、なぜか空きだらけのロッカー列で“赤くならない扉”だけが息をしていた。
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赤と緑の立入禁止

冬の明け方4時、歩道を塞ぐ工事規制の中で、コーンの灯りが「消灯→緑→消灯→赤」を一斉に繰り返す――その信号は、誰のための“進め”なのか。
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頭上のループ

夕焼けの高架下、音の消えた抜け道で“頭上”がゆっくりと呼吸を始める――。
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車道はここまで

吹雪の道で頼りになるはずの「下向き矢印」が、その日だけ“別の境界”を作りはじめる。
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白鳥ボートの「空席」

整然と並ぶ貸しボートの中で、いつも“空席”になる一隻だけが、なぜか濡れている——その湖は、水面の裏側に座るべき客を用意していた。
写真怪談

迎春の席に座るもの

その模様は、「並んで座る人たち」という意味だと店主は言った──正月飾りを載せた年の暮れ、その言葉の意味を、僕は知ることになる。