写真怪談 白い花の辻 昨日の赤い彼岸花を撮った後、ふと「そういえば近所にも咲く場所があった」と思い出した。そこで翌朝、まだ人の気配がない時間にカメラを持ち、緑道へ向かった。緑の中に、珍しい白い彼岸花が群れて咲いていた。赤とはまるで別の存在感で、透き通るように浮か... 2025.10.03 写真怪談存在のゆらぎ日常の崩れ時のひずみ
写真怪談 午前3時11分発、ゆき先不明 深夜の大都市のバスターミナル、最終便のバスが発車した後の停留所は、ガラス越しの光とエンジンの残響だけが漂っていた。一台のバスが静かに入ってきた。時刻表示は午前3時11分。こんな時間の便など存在しないはずだ。乗降口が開き、中から降りてきたのは... 2025.08.15 2025.10.03 写真怪談存在のゆらぎ時のひずみ記録と痕跡