ウラシリ怪談 ミントの底に眠るもの
「このかき氷、美味しいですよ」そう勧めてきたのは、何度かしか顔を見たことのない、深夜勤務の店員でした。新発売のチョコミント味は、たしかに爽やかで、他では味わえない静かな甘さがありました。ただ、気づくと手の中のカップが空になっていて、スプーンが真っ黒に変色していたそうです。別の客は、溶け残った氷の底から、見覚えのない青黒い髪が一本浮き上がったと言います。そして奇妙なことに、その後ふと気づくと、食べたはずの人々の記憶から「どこで買ったのか」だけが抜け落ちているのです。記録には購入履歴も残っておらず、販売元も答えを持たないそうです。けれども、店の冷凍棚には今夜も、それが静かに並んでいるようでした。この怪談は、以下のニュース記事をきっかけに生成されたフィクションです。【ファミリーマート】フタバ食品のサクレに新味!苦みと氷が猛暑に効く爽快感MAXのチョコミントかき氷