住宅街の街灯が夜通し点滅を繰り返していたそうです。
信号も同じように瞬き、赤と青が途切れ途切れに照らしては消えました……。
ふと、信号が赤に変わる瞬間、交差点の真ん中に立つ人影が見えたといいます。
次に点いた時には、もう歩道に移っていたそうです。
足音もなく、車も止まったまま、光の間だけ存在を移していたようです。
最後に街灯が長く点いた時、その影は信号機の真下にいたそうです。
しかし直後、全ての灯りが一斉に消え、その場は暗闇に沈んだといいます。
復旧した後、影はどこにも見当たらなかったとか……そんな話を聞きました。
この怪談は、以下のニュース記事をきっかけに生成されたフィクションです。
仙台市太白区で一時停電、街灯が点滅繰り返す スイッチ不具合が原因
仙台市太白区で一時停電、街灯が点滅繰り返す スイッチ不具合が原因:朝日新聞10日夜、仙台市太白区の1537戸が1時間40分ほど停電した。東北電力ネットワークは、同区向山4丁目の電柱上のスイッチの不具合により、入・切の動作が繰り返されたことが原因と発表した。 同社によると、…