ある高校で、生徒が授業中にスマホを見ていたそうです。
指を滑らせるたびに、画面が勝手に先を読み込み、映像のような断片が続いたといいます。
教師が注意しても、生徒は動かず、まばたきすら忘れたように……指だけがゆっくりと上下に動いていたとか。
数日後、教室の後ろで発見されたそのスマホは、電源が切れているのに画面が動き続けていたそうです。
誰も触れていないのに、何かが“スクロールし続けている”としか言えない動きだったといいます。
映っていたのは、実在しないSNSの投稿群で、そこには生徒自身が映った動画が何本もあったとか……。
最後の投稿は、「ここから出られない」という文字と共に、彼の顔が薄暗い空間の奥で静止していたそうです。
その空間は、校舎内のどこにも一致しない場所だったと記録されています。
機器は回収されたものの、あの“自動で更新され続ける画面”だけは、誰も再現できていないようです……そんな話を聞きました。
この怪談は、以下のニュース記事をきっかけに生成されたフィクションです。
時間を溶かす「悪魔の発明」になった…親指が止まらなくなる「スマホの無限スクロール」を作った男の後悔
時間を溶かす「悪魔の発明」になった…親指が止まらなくなる「スマホの無限スクロール」を作った男の後悔 人々の生活を豊かにする発明のはずが…スマホを開けばついSNSを見てしまう。それは「無限スクロール」と呼ばれる機能のせいかもしれない。その機能を開発した男性プログラマーは「自らの発明で多くの人の時間を奪ってしまった」と後悔を口にしている。イギリス出身のジャーナリストが書いた『奪...