写真怪談

架線の門の白点

夕暮れの線路写真を開くたび、同じはずの“白点”だけが近づいてくる。気づけば部屋の床に、二本の白い線が走っていた。
お知らせ

【復旧】アクセス障害のお知らせ(2/1 1:00頃〜10:00頃)

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写真怪談

照明列の欠け目

開演直前、白いスモークに飲まれた会場で「照明の列」だけが、数を変えはじめる。
晩酌怪談

網入りガラスの遅い影

休店日の居酒屋、その窓に並ぶ緑の瓶と街灯の反射――映り込みのはずの影だけが、なぜか“遅れて”残った。
ウラシリ怪談

塩の隆線

焼けて消えるはずの指紋が、なぜか“紙からだけ”消えていったそうです…
写真怪談

No Graffitiの白塗り

高架下の「落書き禁止」掲示のそばに残る白い消し跡――あれが隠しているのは、塗料では消せない“輪郭”でした。
写真怪談

防音壁の継ぎ目

左右の防音壁に挟まれた無人のランプで、検知ログだけが“通過”を刻み続けた──消えたのは車か、それとも記録か。
ウラシリ怪談

廃止された黄色

廃止されたはずの黄色い袋が戻りはじめた町で…手引きの一行だけが毎回ちがう指示を告げたそうです…
写真怪談

302が息をする

曇天の昼、薄暗いエントランス脇の集合ポストで「302」だけが、何度回収しても封書を吐き戻す——。
写真怪談

給水タイムの奥

幹線道路沿いの搬入口で撮った一枚に、暗い通路の“壁際”にいるはずのないものが写っていた——静けさが異常だった理由を、写真だけが知っている。
ウラシリ怪談

凍る告知

配られた注意喚起の紙に まだ来ていない日付が押されていたそうです…
写真怪談

壁画トンネルの影

海の壁画が残る薄暗いトンネル。出口の白い柵が近づかないとき、あなたの足元から“何か”が剥がれていく。
写真怪談

紙垂の影

いつもと違う路地を抜けたら、参道の入口が「最初からそこにいた」みたいに近くて――塀の上の鳩と紙垂が、静かに心をほどいていく話。
写真怪談

結び目のないブリキ缶

住宅地の中の農家、その納屋口で“いつもはすぐ消える猫”が動かなかった日――黄コンテナの上のブリキ缶は、ほどけない形で縛られていました。
写真怪談

一輪車の戻り跡

住宅地の裏の貸し畑で、白い防虫ネットの弧が“数えたぶんだけ”増えていく。
写真怪談

押ボタン式の誤差

青空の交差点で「押す」たびに、渡るはずの線が一本ずつ減っていく──銀色フェンスの向こうで、何が吊られているのか。
写真怪談

七番打席のぬるい缶

開場前の無人の打席で、ぬるい缶だけが現実の温度を裏切る――七番打席に戻れない“最後の一分”の話。
ウラシリ怪談

雪の自動運転バス

雪の実証で走るはずのバスが…乗せてはいけないものまで運んだという記録が残っているようです…